ウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんま

がん闘病を体験した女性患者と、家族、医療従事者によるボランティアグループです

2ヶ月に一度の対面サロンとオンラインサロンを開催しています

患者サロンを開催しました(2024年3月)

ウーマンキャンサーネットワーク 速報版


患者サロンを開催しました(2024年3月)


実施日:2024年3月9日(土)
開催場所:高崎市総合福祉センター


2024年3月のウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんまのサロンは、高崎会場10名の参加で開催いたしました。


初参加の方は1名、今回も様々ながん種の方が集まってくださり、それぞれのお気持ちや体験を、参加者皆さんが大きくうなづきながら共有していました。


薬の副作用などで体調がすぐれなかったり、思うように動けなかったりするというご意見もいただくなか、『暖かかったり寒かったりを繰り返すこの時期、木々が芽吹く季節は身体にもパワーがいるため、疲れやすくなる。がんばらなくていい、(おいて行かれない程度に)しっぽについていくくらいでいい』というお言葉をいただき、参加者みんな心が和らいで、大きくうなづいていました。


一通り自己紹介が終わった後は、個々のおしゃべりタイムとし、年齢の近い方や同じがん種の方同士などで情報を交換し合いました。


今回も「来てよかった」というお声をたくさんいただきました。


詳細は、改めてこちらのブログでご紹介いたします。


 

患者サロンを開催しました(2024年1月)#2

次回ウーマンキャンサーネットワークサロン開催 3月9日(土曜日)
お気軽にご参加ください。

                                                                           


患者サロンを開催しました
1月13日(土)ウーマンキャンサーネットワークサロン
 (2024年1月 於:高崎市総合福祉センター)


【食事を楽しもう!!】
年末に消化器の手術をされた方からは、手術の様子の報告をして頂きました。
また、以前消化器がんを経験した方から、『食事は本来楽しいもののはず。おいしいと思って食べた食事は身体の栄養はもちろん心の栄養にもなり元気の素の一つです。みなさんにも、よく噛んで食べて食事を楽しんでほしい。』というアドバイスを頂きました。


「それまでは早食いで殆ど嚙んでなかったかもしれない。食事はよく噛むことで食べ物の味そのものが分かり食事が楽しくなった。これからはよく噛むことで食事を楽しみたい。」と感想を述べられていました。


【休憩時間には、ヨガの先生直伝、肩のほぐしのヨガを教えて頂いてリラックスタイム。】

    


【ウィッグ相談会でみんなが笑顔に】
昨年9月のサロンに引き続き、好評だったウィッグの専門家を招いての個別相談会を行いました。
プライバシーの守られた別室での個別相談を受けられた方は、皆さん素敵な明るい笑顔で戻ってこられました。


◎アドバイスを受けられた方からは
『ウィッグカットは外見のカットと、頭に合わせる中の調整とは全然別物でした。これがジャストフィットなんだと初めて知りました。』


◎お手入れをしていただいた方からは
『今まではウイッグと自分の頭のサイズが合わなくてちょっと気持ちが沈んでいたのですが、、今日、サイズが合うように直していただいたので、不安が吹っ飛んで人の目を気にせず過ごすことができると思うと気持ちも晴れやかになりました!!』
とのお声を頂きました。


    


年末に手術をされた方、年の初めに手術をされて術後一週間なのに参加してくださった方、遠方から来てくださった方、お忙しい中来てくださった方、皆様本当にありがとうございます。


【サロン参加の感想】
「ウイッグ最高!」
『体調が悪くても、疲れていても、皆さんと会えてお話を聞いて、「うん、うん、そうそう!」と分かり合えることがうれしいです。毎回帰りは、やっぱり行ってよかった~って元気になっている自分がいます。』とのお言葉を頂きました。



次回もまた皆さんの笑顔にお会いできるのを楽しみにしています。(文責 F・A / S・Y)

      

患者サロンを開催しました(2024年1月)#1

次回ウーマンキャンサーネットワークサロン開催 3月9日(土曜日)
お気軽にご参加ください。
                                       


患者サロンを開催しました
1月13日(土)ウーマンキャンサーネットワークサロン
 (2024年1月 於:高崎市総合福祉センター)


2024年最初のウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんまのサロンは、初参加の方2名を含む15名の参加で開催いたしました。
今回も皆様が、それぞれ積極的にお話をしてくださり、とても和やかな会になりました。


【がんだけど、自分らしく生きて行く】
術後一週間で参加してくださった方は、「手術はうまく行きました。今も様々な不安はあるけど、毎日5000歩~6000歩いています。」と、力強く話してくださいました。


ある方は、「救急で病院に行く1年前くらいから身体の異常には気づいていたけれど行かなかった。ネガティブ思考だったのかも・・・病院に着いてからは、当直医に単なる便秘と診断されたけれど、『きちんと検査をしてほしい』と頑張って主張している自分がいた。今は、がん患者のためにできることはしようと思う。」と話してくれました。現在、スタッフとして活躍してくださっています。


抗がん剤治療中に参加してくださった方は、「サロンに来るまでは孤独だった。サロンに来るようになって救われました。能登の震災で辛い毎日を送っている方を思うと「生かされている」という事を感じます。一つ一つのことや言葉を大切にしていきたい。」と話していらっしゃいました。


病院や主治医の関係で悩んでいる方も多いようです。今回参加された方も、長い間悩んでいらっしゃるようでしたが、皆さんとお話をしている内に、「主治医に自分の気持ちを話してみよう」という気持ちになられたようです。


【皆さんの言葉に感動】
参加された方が、それぞれが厳しい治療や状況の中で、いろいろな思いで乗り越えようとしている姿や言葉に感動しました。


ある方は、『先のことを考えても仕方がない、今を大切に生きよう』また、ある方は『主治医に自分の気持ちを話さないで後悔するより、話して後悔したほうが良いと思います。』、『今までどうだったか、より、これからどうするかを考えたほうが良いと思う』など、たくさんの素敵な言葉を頂きました。


     


                            (文責 F・A / S・Y)