ウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんま

がん闘病を体験した女性患者と、家族、医療従事者によるボランティアグループです

2ヶ月に一度の対面サロンとオンラインサロンを開催しています

患者サロンを開催しました(2022年11月)#4

ウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんま11月のサロンを開催しました。                          
   実施日:2022年11月12日(土) 
   開催場所:高崎市総合福祉センター及び各自宅


題名:一人で悩まないで
   「誰かに話せば、きっと心が軽くなるから・・・」


 11月のウーマンキャンサーネットワークぐんまのサロンは、高崎会場での参加10名、オンライン参加2名、合わせて12名の方が参加されました。


初めて参加された方も4名いらして、それぞれの方が自分の病状や思いを話され、大変充実したサロンとなりました。


「どうしても、今日のサロンに参加したかったので来ました。」と、抗がん剤治療中の方が、涙ぐみながら今までの思いを話してくださいました。
途中で体調が悪くなり帰られることになりましたが、何人かの方が心配して駐車場まで送ってくださいました。


その後も、「あの方はお家が少し遠いようだけど大丈夫だったかしら・・・」と、皆さん気にかけていらっしゃいました。


翌日、途中で帰られた方から、「体調が少し良くなりました。ご心配をおかけしました。」というお電話を頂きました。また、「参加してよかったです。一人でないんだ、みんな同じなんだ。と思い、心が軽くなりました。」とのお言葉もいただきました。


心配されていた方々に御連絡しますと、皆さんホッと安堵されていました。


 抗がん剤治療の経験がある仲間だからこその思い、優しさを感じたサロンでした。


抗がん剤治療をすると副作用として、指先や爪が割れて大変痛い思いを経験する方が多いと思います。
「指や爪が割れて困っている」と多くの参加者方からお話がでました。


すると、リピーターの方で抗がん剤治療を長く続けていらっしゃる方から、「私は処方された軟膏を塗った後、【おやすみ手袋】をして寝ると、朝にはひび割れも落ち着くようになりました。千円もしない手袋ですが、私には良かったです。」という話がありました。


効果は人それぞれですが、抗がん剤によるひび割れや爪割れで悩んでいる方は、主治医や皮膚科の先生と相談されてみるのも良いかもしれませんね。


 今回サロンに参加された皆さんも、自分の今までの思いを話すことができ、笑顔で帰って行かれました。


 ウーマンキャンサーネットワークサロンは、がんで同じような辛い思いをした人のためのサロンです。思い切って参加してみませんか。


一人で悩まないで「誰かに話すと、きっと心が軽くなるから・・・」  S・Ý


                                         
次回開催は01月14日(土)の予定です。
皆様のご参加をお待ちしています。

                                         
WebカメラとZoomを使って、遠方(または来られない)の方も参加可能です。
是非、お気軽にご参加ください。 
                                         


写真は2022年9月撮影

     

                                    文責(Y)