ウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんま

がん闘病を体験した女性患者と、家族、医療従事者によるボランティアグループです

2ヶ月に一度の対面サロンとオンラインサロンを開催しています

2023年7月患者サロンを開催しました

ウーマン・キャンサーネットワーク・ぐんま
<7/8 詳細版>


①女性がん患者だけの会です。
今回のサロンは、女性がん患者ならではの悩み、女性同士だから気兼ねなく話せる会でした。
乳がん・子宮がん・卵巣がん・大腸がん・食道がん・血液がんのがん患者が集まった7月のサロンは、高崎会場に11名の方の参加があり、そのうち、4名が初めてご参加の方でした。
出席者のがんの種類は様々でしたが、抗がん剤の副作用による脱毛や痺れ・ホルモン剤による体調不良、手術に依る後遺症・ウイッグとの付き合い方など、悩みは共通することが多く、「私もそうそう」「わかるわかる」と共感することが多々でした。


「私の場合は・・・」「こんな風に思うことにしました」など様々な体験談が出ましたが、皆さん「でも、人それぞれだから・・・」と付け加えていらっしゃいます。


共感できること、できないこと、いろいろあると思いますが、自分の気持ちを話す事で、こころが整理されると思います。


②【ウィッグの話あれこれと、手足のしびれ】
「抗がん剤の副作用について、皆さんのお話を聞きたい」、という初参加の方のご意見をきっかけに、ウィッグの話や手足のしびれについて、参加者それぞれから経験をお話しくださいました。


抗がん剤の副作用による髪の毛の抜け方は薬の種類や個人差もあり様々ではあるのですが、ウィッグをかぶって(ウィッグであることを知らない)友人の前に出たときに「髪型変えたの、似合ってる!」「若く見える!」と言われてちょっと嬉しく前向きになれたこと、ウィッグで職場復帰したが意外と気づかれなかったことなどのお話もありました。


お手入れ方法や、どれくらい長持ちするのかなど、気になっているところを経験者がお答えしてくださるなど、たくさん意見交換ができました。


 手足のしびれについても「手のしびれはとれるけど足は残っている」「足のしびれも取れた」など人により症状は様々で、でもそれぞれの“しびれとの付き合い方”をお話しくださり、少し不安が和らいだ、とのお言葉を頂きました。


③【体調不安について】
体調不安については「逆流性食道炎」の話にもおよび、今回参加されている方の半数にその症状があるとのことが分かりました。


食べてすぐ横にならない、ベッドは少し上体を起こした状態で寝ている、など、こちらもたくさんの体験談を共有しました。しかし、先ずは主治医に相談が大切ですね



参加いただいた方からは、


「女性ばかりで気兼ねなかった」
「笑顔も笑い声も出る明るい会で、元気になった」
「同じ経験をした人がたくさんいて共有でき、来て本当に良かった」との


お声を頂きました。


                                         
参加してみたいけど初めてだから不安だと思われている方、話を聞いてほしい方、不安な気持ちを抱えている方、ぜひ一度、勇気を出してお電話してみてください。
みんなと一緒の場を共有するだけで、きっとこころが軽くなります。 (文責F・A/S・Y)