ウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんま

がん闘病を体験した女性患者と、家族、医療従事者によるボランティアグループです

2ヶ月に一度の対面サロンとオンラインサロンを開催しています

患者サロンを開催しました(2024年1月)#1

次回ウーマンキャンサーネットワークサロン開催 3月9日(土曜日)
お気軽にご参加ください。
                                       


患者サロンを開催しました
1月13日(土)ウーマンキャンサーネットワークサロン
 (2024年1月 於:高崎市総合福祉センター)


2024年最初のウーマン・キャンサー・ネットワーク・ぐんまのサロンは、初参加の方2名を含む15名の参加で開催いたしました。
今回も皆様が、それぞれ積極的にお話をしてくださり、とても和やかな会になりました。


【がんだけど、自分らしく生きて行く】
術後一週間で参加してくださった方は、「手術はうまく行きました。今も様々な不安はあるけど、毎日5000歩~6000歩いています。」と、力強く話してくださいました。


ある方は、「救急で病院に行く1年前くらいから身体の異常には気づいていたけれど行かなかった。ネガティブ思考だったのかも・・・病院に着いてからは、当直医に単なる便秘と診断されたけれど、『きちんと検査をしてほしい』と頑張って主張している自分がいた。今は、がん患者のためにできることはしようと思う。」と話してくれました。現在、スタッフとして活躍してくださっています。


抗がん剤治療中に参加してくださった方は、「サロンに来るまでは孤独だった。サロンに来るようになって救われました。能登の震災で辛い毎日を送っている方を思うと「生かされている」という事を感じます。一つ一つのことや言葉を大切にしていきたい。」と話していらっしゃいました。


病院や主治医の関係で悩んでいる方も多いようです。今回参加された方も、長い間悩んでいらっしゃるようでしたが、皆さんとお話をしている内に、「主治医に自分の気持ちを話してみよう」という気持ちになられたようです。


【皆さんの言葉に感動】
参加された方が、それぞれが厳しい治療や状況の中で、いろいろな思いで乗り越えようとしている姿や言葉に感動しました。


ある方は、『先のことを考えても仕方がない、今を大切に生きよう』また、ある方は『主治医に自分の気持ちを話さないで後悔するより、話して後悔したほうが良いと思います。』、『今までどうだったか、より、これからどうするかを考えたほうが良いと思う』など、たくさんの素敵な言葉を頂きました。


     


                            (文責 F・A / S・Y)